5. R16のtrack1-8をR24のtrack9-16にコピー
R24にR16で収録した音声を入れて、この後、R24だけで音追加と編集
する場合の作業です。
PCで編集する他に、簡単なミックス方法は、
R16、R24のアナログステレオ出力2系統をサブミキサーでミックスして、
音楽用レコーダー(Q3HD等)でPCM録音することでしょう。
一度聞いてみて大丈夫であれば、R16での収録が完了です。
R24にR16の音源ファイルを入れる方法は色々ありますが、ここでは、
R16とR24を接続して、R16の電源をいれた状態で読み込んでみます。
1) R16での準備
Project -- Fileで各トラックのファイルを確認して記録する。
注: ファイル名は作成順のようで、一時ファイルがあるので、
ファイル名がトラック番号に対応しない。
R16 マニュアル p.3, 58の手順
TR1 -- MONO-000.WAV
TR2 -- MONO-001.WAV
TR3 -- MONO-002.WAV
TR4 -- MONO-003.WAV
TR5 -- MONO-007.WAV
TR6 -- MONO-008.WAV
TR7 -- MONO-006.WAV
TR8 -- MONO-009.WAV
2) R24でR16の音声ファイルを読み込む
R24とR16をUSBケーブルで接続する(R24がホスト側)
R16は電源ONの状態でCARD READERモードに設定 (R16マニュアル p.73)
R24はマニュアル説明のPC側に相当する。
電源offでも可能だが、ファイル1つ読むごとに、マウントが外れるみたいで面倒
R24マニュアル p.107の手順で
R16のPROJ000/AUDIO/ 内にある上記のMONO-00?.WAV
を現在使用中PROJECT(PRJ000)にLOADするが、
すでにあるMONO-XXX.WAVと区別できるように名前を変更して保存。
(ひとつずつで面倒)
ファイル名変更の例
R16 R24
TR1 -- MONO-000.WAV RONO-001.WAV
(先頭1文字だけかえれば大丈夫、トラック番号がわかりやすい)
R16はexitなんどかで通常モードに戻しておきます。
USBケーブルはこの時点で抜いてよい。
3) R24で読み込んだ音声ファイルをトラックと対応づける
R24利用想定:
track1- 8: R24での通常録音
9-16: R16で録音した8トラック
17-14: R24での加工、追加録音用
RONO-00N.WAV を track N+8 に対応付けます
(R24マニュアルp.25 再生テイクの変更を見つけるのに少々時間がかかりました)
4) 再生テスト
この場合、R16で録音したtrack 9-16、もともとR24で録音したtrack 22
が期待とおりに鳴るか、タイミングがずれていないか確認します。
(1 ms程度は遅れるよと説明がありますが、通常1 msはあまり問題にならないでしょう)
playにするとfaderが一旦0dBになるようで、一度下げる必要があります。
EQ/PANの調整
ドラムは、オーバーヘッド(ステレオリンク)
タムは左右に振り分け
-- ドラムセットを客席からみて左右と、ドラマーからみて左右の2つの流儀あり。
バスドラ(kick)は、打面の反対側にマイクをつけているので、位相反転(invert)
するとよいでしょう(忘れても大差ないと思う)。input時に設定できるかは未確認。
ここで、R16の使用終了です。
(ここまで20111106にテスト完了)
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