2. 録音前設定 -- input用コンプレッサ設定

VS-1824でいつもやっていた手順では、全入力に軽く、同じ設定の
コンプレッサをかけていた。入力チャネル毎に設定を変えられるが、
いろいろなマイクの抜き差し変更があるので、個別設定はパスしていた。
新システムでは、その抜き差しは原則なしなので、チャネル毎に設定してみた。

R16/24には、8入力に同時にかけられる 8x COMP EQ アルゴリズム、
その中でパッチ0-9が用意されている。各パッチはどのinputが何用と決まっていて、
そのとおりにマイクをつなぐわけじゃないので、自分の録音形態に合わせる
必要がある。

プリセットのパラメータを、各input に合わせて設定、あるいは自分で考えて、
パッチ10(ユーザ領域)に保存する。

注: コンデンサマイク用ファンタム電源はinput5/6だけなので、
オーバーヘッドのコンデンサマイクはinput 5/6につなぐ。他は、
目で見た順に、
1) フロアタム、2) ロータム、3) キック、4) スネア、7) ハイタム

input 8は、ベースアンプのプリアンプ出力としたが、贅沢をするなら、
ハイハットにコンデンサマイクをつける(Phantomパワーがないけど)

default設定値の確認(マニュアル掲載なし)

Rack Comp
Threshold 0-50 (効き始めるレベル)
Ratio     1-10 (圧縮加減)
Attack    1-10 (立ち上がり速さ)

                            Rack Comp                    EQ
                  HPF | Thresh  Ratio  Attack Level|   B  M   T level   
------------------------------------------------------------------------
(patch 0 vocal)
Vocal             130kHz 20       6        7     70   +5  +4 +5   80
(patch 4)
Kick              off    22       6        9     80   +2  +2  0   80 
Snare             80kHz  22       6       10     76   +4  +2  0   80 
G. amp           130kHz  36       5        8     80   +1  +1  0   80
-------------------------------------------------------------------------
(上記を参考に)
Overhead          130kHz 22       6        9     80    0   0  0   80
Tom                80kHz 22       6       10     76   +4  +2  0   80
Bass G.           off    20       6        7     80    0   0  0   80
------------------------------------------------------------------------

その後の録音テストでドラム音のComp Ratioは4くらい。
Thresholdも30から35くらいに変更しました。
Ratio 6では、かぶりがひどい。ボーカル、ベース他も控えめにしました。

パッチに名前をつけてSave (システムに記録されないかも)

実際に録音してパラメータを調整する。
まずはオーバーヘッドとキックだけでよい音がするように。

R24は、input 1-4を上記のVocal、5,6 をGuitar amp、7-8はサブミキサからの
KBD音、CDプレイヤーもつなぐので、なにもかけない。 

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