音楽関係のソフトウェア情報
自分でよく使うオープンソースで無料、あるいは単に無料の
ソフトウェアを紹介します。動作OSを明記していないものは
Windows、MacOS、Linuxのどれでも動きます。
Webブラウザ用のものは、スマートフォン用を含みChrome、Firefox、Safariで動作
します。
公式サイトでダウンロードしましょう。リンクはつけておきましたが、
検索でも簡単に発見できます。
一般用
- Musescore -- 楽譜を書く、再生する
https://musescore.org/ja
- 関連サイト(個人が作成した譜面の共有)
https://musescore.com/
- 譜面の閲覧、再生までは会員登録なしで可能 (MusuScoreは不要)
印刷とmusescore譜面データダウンロードには会員登録が必要で有料。
- 最近の譜面ソフトウェアの話題
- Audacity -- 音声の編集
https://www.audacityteam.org/
- Davinci Resolve -- ビデオ編集、音声の加工 (音量、イコライザなど)
https://www.blackmagicdesign.com/products/davinciresolve
- 無料版で十分。オープンソースではない。
- 16GBメモリと性能がよいGPUがあるPCでないと書き出しが遅い。
- Windows Intel CPUのゲーム用PC、Apple Silicon CPUのMac Miniで快適。
- WindowsのAMD CPUではGPUがちゃんと動かないので遅いことがある。
- 音源分離 Moises
https://moises.ai/ja/
- 音源分離とは、stem分離ともよばれるが、ステレオ音源から楽器音を分離する
ことである。例えば、ボーカルを分離して残りの音を聞けばカラオケになる。
一般にカラオケだけを聞くと音質は良くないが、自分の歌とミックスすれば
それなりによい感じにはなる。
- アプリケーション自体は無料ですが、利用料金あり。
- 音源分離 Spleeter
https://github.com/deezer/spleeter
- Pythonで書かれた音源分離、基本はCLIなので個人的には好きである。
残念ながらPythonやライブラリの依存関係が複雑かつ古めでインストール
が簡単でない。Dockerイメージでのインストールが簡単。
ピッチ変更を含むカラオケ作成手順
個人的な利用にとどめましょう。カラオケで歌ってみたビデオは、YouTube投稿時に
著作権 (正確には、音源使用だから隣接権) 問題が指摘され、そこでやめられるので、
ストライクをくらう可能性は減りました。
- 歌いたい曲のカラオケがYouTubeにある場合は、
それを保存する。ピッチ変更がなければこれで終了。
- ダウンロードサイトか
yt-dlp コマンドを使う。
- PC内部音声をAudacityで録音する
- カラオケが見当たらない場合は、原曲を保存して、
Moisesまたは色々あるボーカルキャンセルでボーカルを消す。
原曲はYouTubeまたは無料Spotify (PC版) で再生する。
契約している他のサービスで再生しても、もちろんOK。
- ピッチを変更して保存。(Moises内でピッチ変更できるようです)
音楽練習用自作ソフトウェア
Webブラウザならスマートフォンを含めて何でも動きます。
iPhoneとiPadでは、長時間、色々操作しているうちに
停まらなくなって再起動が必要になることがあります。
JavaScriptになれるために色々作りましたが、よく使うのは次の2つ。
一度使ったらしばらく保存されるので、
スマートフォンで通信できない状態でも使えます。